吹田市 歯科・小児歯科 きのもと歯科 阪急千里線豊津駅東側徒歩1分 予防重視 保存重視=なるべく抜かない
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きのもと歯科

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メインテナンス=いつもきれいにするとは?

 理容室あるいは美容室にはほとんどの方が定期的に通っていると思います。自分の髪は自分ではきれいに整えられないので、理容室あるいは美容室に通います。もし、カットやパーマが自分できれいにできれば、通わなくなる人も多いのではないでしょうか?

 「歯は自分で磨ける?」
 だいたいは磨けることができますが、完璧に磨くことはほぼ不可能です。私たち歯医者でも、自分の歯を100%磨き残しなしに磨くことは困難です。しかも、磨き残すところはいつも決まっているので、悪くなるところは徐々に進んで行きます。

 もし、自分で磨けなければどうするか?
 きれいにしてくれるところへ通う。そこで”きのもと歯科”があります。

 歯を削ったり、抜いたりするために、歯科に行くのではなく、悪くならないように、きれいになるように通う歯科。
 きのもと歯科はそんな場所をめざしたいと思います。

 そこで、病院らしくない外観とするために明るいカフェをイメージして、黄色とオレンジ色を基調としました。お茶を出すことはできませんが、リラックスしてきれいにすっきりとして帰って頂けるように心がけています。

歯を治せば,長持ちする?

 歯科治療はこの数十年の間で進歩してきており、昔より治療したものが長持ちするようになってきているのは確かです。しかし、どんな高価で高級な治療を受けたとしても、削って治した歯より、もともとの自分の健康な歯の方が長持ちし、からだになじむのは間違いありません。

 治療で治した歯が、永久に壊れずに長持ちするなら、はじめから悪くもない歯を削ってどんどんつめるはずですが、誰もそんなことはしません。悪くなってしまった歯を、仕方ないので悪いところを除去して、代替の物質(金属、プラスチック,セラミックなど)で詰めるのが、虫歯の治療です。

 大学で最新の治療法の研究も経験もしましたが、いずれも、人間の歯にいかに近づけるかを競うものであります。

 人間の歯に優るものはありません。

私は歯を削りたくありません

 本当は、歯医者は歯を削りたくありません。

 でも、大学では上手な歯医者を育てるのが重要な使命なので、きれいに削ってきれいに詰める練習をします。そして、たくさん経験を積んだ方が上達するので、どうしても腕を磨くため、若い間はおうおうにして削り過ぎてしまいます。それもみんな上手な歯医者を求める患者さんの期待に沿うためだと思います。

 しかし、歯の病気の多くは予防できることを考えると、削るより削らない治療をめざす方が、本当に患者さんのためになるのではないかと、思い始めました。つまり、予防第一です。

 したがって、私は歯を削りたくありません。

 矛盾するようですが、削って詰めるのも自分ではもちろん上手だと思っています。大学病院で診療していた時(18年間)には、研修医やその他の先生に私の診療を見学してもらいながら診療をしてきました。のべ1000人以上の先生や学生に私の診療を見てもらったと思います。

 誰に見てもらっても現在の歯科医療の水準として、見本としてもらえる内容であると自負していました。

 開業した現在もその診療内容を維持できていると考えています。

 研修医やその他の先生などの見学はいつでも受け入れております。

メインテナンスについて

 大学病院では、「もう抜かないといけない」と言われた患者さんが多くこられます。

 「なんとかこの歯を残すことができませんか?」
 結果的に、残すこと(保存)ができる場合もありますし、やはり抜歯しか方法がない場合もあります。

 幸運にもそんな歯を保存できた患者さんの場合、どうしてそうなったのかについてお話をすると、では、悪くならないようにメインテナンスに通いますと多くの方におっしゃって頂けました。

 そして、大学でメインテナンスを行いだして、約10年、抜かなくてはならなかったような歯を持っている方でも、ほとんど悪くなることなく過ごしておられるのを経験し、私自身もメインテナンスの有効性を実感しました。

 みなさんはどれくらいの頻度で歯医者に行ってますか?2、3年に一度悪くなって行くのであれば、どんどん歯を削ったり、抜いたりしなければならない状態になり、歯がなくなっていくのが実情です。悪くなる前だと削らなくて済むのですが...

 歯を失う原因の多くは虫歯(う蝕)と歯槽膿漏(歯周病)です。また、多くの患者さんが歯科医院を受診する理由もこの2つの原因によります。しかし、虫歯も歯槽膿漏もある日突然生じる病気ではありません。いずれも、歯の周りに歯垢(プラーク)がたまり、徐々に悪化していきます。

 ただし、人類の歴史上長く付き合ってきた病気なので、なかなか症状が出ない仕組みになっています。そこで最近では、これらの病気は、高血圧や糖尿病などと同じ生活習慣病に分類されています。

生活習慣病

 厚生労働省は1996年(平成8年)より、それまで成人病と称していた大人の慢性疾患を「生活習慣病」という名称に変えました。これは大人の慢性病(成人病)が「ある日突然病気になるのではなく、若いころからの日常生活のあり方やよくない習慣を繰り返すなかで病気の根が徐々に広がり、ある年齢に達すると症状が出てくる」ということから、「習慣の改善によって病気の予防や治療を行う」という考え方が広がることを期待しているためです。

 したがって、虫歯や歯槽膿漏の症状が出たところを治療するだけでは、病気の本質を見逃して応急処置をしているだけになりがちです。「治したつもりが、治っていない。またしばらくすると悪くなる」というのは、歯科医師も患者さんも今までの治療が悪いところを治すことに始終してきた結果です。もちろん、しっかり治すことは重要ですが...

 たとえ話でお話しすると、「火事が起きれば優秀な消防士が必要になりますが、火事が起きないように日頃しっかりと警戒しておく方が被害が少ない」のと同じです。

 痛みがあって患者さんが来られると、歯科医師もできる限りの知識と技術で治療をしようとがんばりますが、本当はそのような状態(病気)にならないことが一番重要です。

 大学病院でたくさんの患者さんを紹介して頂き診させて頂いた結果、私はこのことを強く感じました。

診療の流れ

 私は開業するにあたり、皆様のお口の健康維持を第一の目標と考えました。悪いところを最高の技術で治すことだけが最良の治療であるとは思いません。したがって、まず皆様のお口の中の状態を把握した後、予防についての説明を行ってから診療に進む、という手順をとらせて頂いております。

 治療に関しては、大学病院あるいは米国で身につけた世界標準の最先端の治療から、実際に大学で歯医者の卵に教えてきた基本的な治療まで、できる限りのことを提供して、皆様のお口の健康を守りたいと考えております。

 以上の方針により診療を行っておりますので、早く虫歯を削って欲しいなどのご要望と治療の進行が異なることがあるかもしれませんが、ご了承の程よろしくお願い致します。


そして、”診療方針&の流れ”へつながります。

〒564-0072 大阪府吹田市出口町28-1 ラガール豊津1F
TEL & FAX: 06-6192-8020

あなたのお口と全身の健康のために

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